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アイヌ文化演じて共感 松本潤・深田恭子 NHK武四郎ドラマ平取ロケ

 日高管内平取町で行われたNHK札幌放送局制作のドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」のロケと会見で、主役の松浦武四郎(1818~88年)を演じる人気アイドルグループ嵐の松本潤と、架空のアイヌ女性リセ役の深田恭子が、番組にかける意気込みや収録の様子を語った。(編集委員 中村康利)

■「最高の2人に出演してもらえた」
 ロケ地は、アイヌ民族の伝統的な家チセを屋外展示している平取町立二風谷アイヌ文化博物館や萱野茂二風谷アイヌ資料館など。21日、幕府に蝦夷地(えぞち)調査を命じられた武四郎が、リセの暮らすアイヌ民族の集落を訪れるシーンを収録した。

 道内外の新聞や雑誌など約30人が参加した同日の会見で、NHK札幌放送局の若泉久朗局長は「松本さん、深田さんと最高の2人に出演してもらうことができた。幕末の歴史に触れ、アイヌ文化を知ってもらうきっかけになれば」と期待を述べた。

■「動物や水に神が宿ると大切に…すてきだ」
 松本は武四郎について「幕末期に日本を何とかしなければと考えた一人だと思う。武四郎の過酷な探査を表現するため山の中の崖などで撮影している。道がきつくて行き帰りも大変だ」と打ち明けた。アイヌ文化について「鶴の舞などの踊り、動物や水に神が宿ると考えて大切にするなど、すてきだと思った。独自の文化に武四郎もひかれたと思う」と魅力を語った。

■「信仰心の深い人たちという印象」
 アイヌ文様を施した衣装や耳輪などを身につけた深田も「信仰心の深い人たちという印象を持った」とし、実母がアイヌ民族で、ドラマではリセの父親役で出演する宇梶剛士からアイヌ文化を教わっていることも明かした。
 「永遠のニシパ」は、道内11カ国86郡の「国郡」の設定や北海道の命名に関わった武四郎の蝦夷地踏査やアイヌ民族との交流を描いた。ニシパはアイヌ語で紳士や人徳のある人などを意味する。

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