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防衛大綱改定へ本格着手 首相「新領域で優位を」

 政府は29日、防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」(防衛大綱)の見直しに向け、有識者から意見を聞く「安全保障と防衛力に関する懇談会」の初会合を首相官邸で開いた。主宰する安倍晋三首相は「サイバー空間や宇宙空間など、新たな領域で優位性を保つことがわが国の防衛に死活的に重要」と述べ、陸海空という従来の区分にとらわれない議論を求めた。

 首相は「わが国の安全保障を巡る環境は格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している」と強調。「従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていく必要がある」と述べた。

 委員は座長の三村明夫・日本商工会議所会頭ら9人で、2~3週間に1度のペースで12月上旬まで議論する予定。サイバー・宇宙空間のほか、中国が活動を活発化させている南西諸島防衛の強化や地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」など弾道ミサイル防衛のあり方、電磁波を扱う電子戦の能力向上などがテーマとなる。

 政府は懇談会の意見を踏まえ、12月中旬をめどに新たな防衛大綱を決定する。(山田崇史)

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