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右代 最終種目逆転V2 投てきで猛追 限界まで出し切った アジア大会

 首位までわずか2点差で臨んだ最終種目の1500メートル。総合得点で先を行くタイの選手は中距離が苦手だ。勝ちさえすれば2連覇が決まる。難しくはない注文だが、右代は、苦しさに顔がゆがむほど自らを追い込み、ライバルを圧倒した。

 「久々に最後まで出し切る爽快感を味わえた。おまけで金メダルがついてきた。こんなうれしいことはない」。限界に挑んだ達成感も喜びに輪を掛けた。

 前半4位。得意の投てきが集まる後半に懸けたが、この日3種目めの棒高跳びでアクシデントが起きた。

 練習跳躍で右足首を捻挫。足首は腫れ、痛みが走った。それでも右代が気後れすることはない。「これを理由にしたくない」と気持ちを高ぶらせ、この種目でトップの4メートル90を跳んだ。絶対的な自信がある4種目めのやり投げも1位。後半開始でトップと293点あった差を一気に縮めた。

 32歳にしてなお、尽きない探求心で成長する。強くなるために必要だと感じたことは医者や芸術家、Jリーガーら分野を超えて意見を求めてきた。「一人では強くなれない。たくさんの人に強くしてもらっている」と感謝する。

 五輪での表彰台は、初めてアジア大会を制した4年前から変わらない目標だ。2連覇を達成し「アジアの頂点に君臨していることを証明できた。そろそろ世界でメダルを取らないと」。わくわくを抑えきれない子どものように笑った。(大矢太作)

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