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室蘭の旧絵鞆小売却、鈍い反応 見学1社のみ 保存へ市民団体焦り

 室蘭市が、全国的に珍しい円形校舎が2棟並んだ旧絵鞆小の売却の公募を始め、1カ月半が経過したが、23日までの問い合わせは1件にとどまっている。8月上旬の内覧会や廃校活用のマッチングイベントの成果も低調で、保存を求める市民団体は「買い手を決めるのは難しいのではないか」と、焦りを募らせている。

 市教委は6~10日、購入に興味を持つ事業者向けの内覧会を企画したが、訪れた企業はなかった。7月下旬に、希望があった道外の1社が見学したのみで、市教委は「もう少し見学希望の事業者がいても良かった。ただ、こちらは待つだけしか手段がない」と話す。

 8日には東京都内で、全国の自治体と廃校活用に関心のある事業者を結び付けるイベントでPRした。文部科学省が初めて実施し、215人が参加。全国の廃校活用事例についての講演や相談会が行われた。

 室蘭市からは、市教委と東京事務所の職員計2人が参加し、福祉や建設関係などの企業7社と名刺交換した。ただ1社当たり2~3分しか話せず、その後どこからも連絡はないという。公募売却を周知するパンフレット20部も用意したが、半分しか配れなかった。

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