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ヒアリってどんなアリ? 尻に毒針、命の危険も

  ヒアリはどんなアリなの?

  温暖な地域に生息していて、体長は2・5ミリから6ミリと小型。見た目は全体的に赤茶色で腹部が黒っぽい。南米原産だけど近年は中国南部や台湾など、アジア圏にも生息区域が拡大しているんだ。

  刺されたらどんな症状が出るんだろう?

  アリの生態に詳しい甲南大(神戸市)の後藤彩子講師によると、お尻にある毒針で刺されると激しい痛みが生じ、ごくまれにアレルギー反応により死に至る可能性がある。刺された瞬間はやけどのような痛みを感じ、やがてかゆみを伴う。症状は個人差があるけれど、安静にしていても激しい動悸(どうき)やめまいを感じたらアレルギー反応を起こしている可能性が高い。対処が遅れると生命の危険が伴うので、すぐに病院に行こう。処置方法はハチに刺されたときと似ているね。

  苫小牧など北海道で繁殖する可能性はあるんだろうか?

  一般的に冷涼な気候は生息が難しいとされている。だけど夏の期間だけだったら、道内でも繁殖する可能性はゼロではない。いずれにしても侵入を未然に防ぐことは絶対に必要なことだね。

  ヒアリを発見したらどうすればいいの?

  まずは地元の自治体に連絡して対応してもらうことだ。自力で駆除しなければならない場合は、熱湯を巣穴にかけると効果があるという。ヒアリの巣はドーム状で地表から盛り上がっているのが特徴だ。直接巣穴には触らないで。(後藤真)
(この記事は2017年7月6日に北海道新聞苫小牧・日高面に掲載されました)

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