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高校野球閉幕

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高校野球が人々の心を揺さぶるのは、プロ野球とはひと味違う感動を味わうことができるからではないか。今年の夏の甲子園に初出場した北福岡代表折尾愛真(あいしん)は、元女子校。野球部は男女共学となった翌年の2004年にできた▼当時の部員は、女子を含めわずか5人。練習場もなく、公園で練習した。それでも「監督を甲子園に連れて行く」を合言葉に力を付け、創部15年目で甲子園の歴史に名前を刻んだ▼「日本一の下克上」を成し遂げたのは、三重代表の白山。2年前まで10年連続で地方大会初戦敗退の弱小県立高だったが、今年は強豪校を相次いで退けた。主力の多くはその強豪校の受験に失敗した選手たち。「導いてくれた監督の涙が見たい」の一心で甲子園初出場を決め、ひのき舞台でも躍動した▼そして一番心に残ったのは、やはり準優勝の秋田代表金足農業だ。吉田輝星投手の力投はもちろん、準々決勝の鮮やかなサヨナラツーランスクイズは見事だった▼決勝は大阪桐蔭に敗れたものの、力いっぱいのプレーを見せた。東北勢初優勝の悲願は果たせなかったけれど、人々に強い印象を残したはずだ▼全国の高校では、すでに来年に向けた新チームが始動しているころだろうか。南北・北海道代表の北照と旭大高も、雪辱を期しているに違いない。100回の節目にふさわしいさまざまな感動を残して、球児たちの熱い夏が終わった。2018・8・22

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