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スズムシ1万匹飼育 砂川郵便局員・塚田さん、24日無料配布

 【砂川】砂川郵便局は今年も秋の気配を感じてもらおうと、24日にスズムシを無料配布する。子どものころにスズムシの音色に魅了された同郵便局総務部課長の塚田哲行さん(54)が育て、他局に勤めていた27年前から配っている。ただ、妻は昆虫が苦手な上、自宅にいる1万匹の鳴き声は大音量…。苦労も絶えないが、「音色の魅力を伝えたい」と続ける。

 配るのはオス2匹とメス1匹。虫かごに入れ、塚田さんが作った育て方の説明を添え、先着50人に贈る。毎年、親子連れや高齢者が楽しみにして来るという。

 昆虫採集が趣味の塚田さんは、小学生の時にスズムシの繁殖を始めた。利用客には札幌西郵便局に勤務していた1991年に初めてプレゼントした。以来、転勤先や3年前に着任した砂川でも続けている。

 スズムシの世話は一苦労だ。週2回、単身赴任先の砂川から石狩市の自宅に戻り、衣装ケース12個に入った1万匹に5時間かけてエサをやり掃除する。一斉に鳴くと耳が痛くなるため耳栓をしながらの作業だ。妻由佳さん(48)は昆虫が苦手。スズムシが脱走するたびに家中が大混乱するが、子ども2人が世話を手伝ってくれるという。

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