北海道で働こう応援会議

5 中小企業の志望動機に悩む就活生の真実(上) 石渡嶺司

 大企業で選考書類と言えば、エントリーシートが主流となっています。一方、中小企業で選考書類と言えば、履歴書の提出を求める企業が大半を占めます。

 企業独自の設問を出すのがエントリーシートなのですが、中小企業だと独自の設問を考える余裕がありません。

 そもそも、中小企業の採用担当者は多くが採用業務だけの専任ではありません。総務、経理や営業など他部門との兼任という方がほとんど。そのため、エントリーシートにこだわる余裕がなく、手っ取り早く履歴書提出を求める、という事情もあります。

 ここで大企業中心の就活に慣れた学生は戸惑うことになります。それは何か、と言えば履歴書の志望動機欄です。もちろん、大企業のエントリーシートにも志望動機欄はあります。が、ここ数年、あえて志望動機欄を外す企業も増えています。まあ、志望動機欄があっても、大企業であれば知名度が高く、どうにか書けます。知名度の低い企業でもインターンシップや会社説明会などPRには熱心です。それもあって、学生は志望動機欄に苦しむことは中小企業ほどではありません。

 ところが、中小企業の場合、どうでしょうか。学生からすれば、中小企業が中心の合同説明会などでその企業について初めて知ります。しかも知ってすぐ履歴書を提出する、ということもよくあります。つまり、学生からすれば、大企業に比べて企業情報をよく知らないまま、履歴書を提出しなければなりません。

 そこで、他の項目は書けるにしても、苦しむのが志望動機欄。「先日の合同説明会で興味を持ったので志望しました」以上の話がないからです。それは書けないのも無理はありません。中には、せっかくその中小企業に興味を持ったのに、志望動機が書けない、という理由で志望を断念する学生もいるほど。

 昨今の就活において、企業と学生、両方を傷つけているのは実は志望動機と言ってもいいくらいです。

 実は東京や大阪の大企業を中心に「どうも志望動機を無理に書かせなくても」との動きが出ています。こうした企業では、エントリーシートに志望動機欄を設けない、あるいは、設けても他の項目より小さくする、あるいは設けても実は、あまり読まない、などの対応をしています。

 そもそも論で言えば、社会人に比べて社会経験の量は絶対的に少ないのが学生というものです。これはどの時代でも変わらない不変の定理でしょう。その社会経験のない学生に深い企業理解を求めるのは無理があります。当然ながら志望動機はどの学生も似たりよったりになるのは致し方ありません。

 その点、自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと、の略)であれば、学生の個性がよく出てきます。そこから採用の判断をするのは大差ない志望動機よりもしやすいのです。それもあって、志望動機欄を設けない(か、小さくする)企業が増えています。
ところが、中小企業はまだ志望動機を重視する企業が多数です。(続く)

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