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オホーツクの企業PR 札幌で初、10月に19社説明会 若者確保へ道央圏狙う

 オホーツク管内の企業に若い人材を呼び込もうと、管内6商工会議所でつくるオホーツク商工会議所協議会と北見市は10月、管内19社による合同企業説明会を札幌市で初開催する。これまで北見で説明会を開催してきたが参加する学生は減少傾向で、協議会は学生が集中する札幌圏に着目した。説明会は来春卒業予定の大学生が対象で、各社はオホーツクで働くことの魅力をPRする。

 説明会は10月13日、札幌市の北海商科大で開催。北見、網走、遠軽、美幌に本社がある計19社の採用担当者らが参加し、自社の取り組みを説明する。同大以外の学生も参加可能だ。

 大学4年生など来春卒業予定の学生に対する経団連の指針によると、企業による面接などは今年6月1日に、内定は10月1日に解禁すると定めている。協議会の説明会が開かれる時点ですでに多くの学生が内定を得ているとみられる。ただ協議会は「秋には大手の内定を得られなかった学生による第二の就活の波が来る」として、この時期に照準を定めて来春採用できる人材の確保を目指す。

 人材確保に向け協議会は16年3月、北見工大で地元企業が参加するセミナーを初開催し、72人の学生が参加した。以来、毎年続けてきたが参加学生は年々減り、今年2月は55人だった。

 一方、協議会は昨年度、全道各地の大学や短大に出向いて管内企業への就職をPR。今年3月までに計40校を訪問したが、学生の集中する札幌圏では学生の反応がよかったという。

 これを受け、協議会で札幌での説明会開催案が浮上。かつて北見キャンパスを置いていた北海商科大の運営母体、北海学園に打診したところ、会場を提供してもらえることになった。

 参加企業からも期待の声が上がる。不動産業「セクト」(北見)の長尾広和次長(31)は「会社に20代前半の若手がいない。この地域は高校を卒業し、道央圏の大学に進学する人が多く、彼らにUターン就職を呼びかけたい」と話す。

 同協議会は「一人でも多く、オホーツクで働く若者が増えるきっかけになれば」と意気込む。10月の説明会を開催後、反応をみて来年以降も継続することを検討するという。(菊池圭祐)

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