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試薬処分事故で呼吸器疾患 男性、旭医大を提訴

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 【旭川】旭川医科大で2009年に起こった廃試薬処分中の事故で、発生した有毒ガスを吸い重い呼吸器の病気を患ったとして、旭医大医局員の水元克俊さん(38)=旭川市=が17日、同大と元指導教官の医局准教授を相手取り、約3億円の損害賠償を求める訴訟を旭川地裁に起こした。

 訴状によると、旭医大医学部の学生だった水元さんは09年11月、当時指導教官だった准教授の指示を受け、医師2人と共に実験室内の廃試薬をポリタンク容器に入れて処分しようとしたところ、容器が爆発して有毒ガスが拡散。ガスを吸引後、せきや発熱の症状が出始めたという。

 水元さんは入退院を繰り返し、16年に有毒の二酸化窒素ガスの吸引による細気管支炎と診断された。肺気腫で慢性呼吸不全となり、現在は肺移植の待機患者として登録されているという。旭医大と准教授に対し、安全配慮義務を怠ったとして提訴に踏み切った。

 

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