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つら過ぎる戦争体験、自叙伝に加筆 樺太出身の大久保さん

 樺太(サハリン)引き揚げ者である苫小牧市宮前町の元警備会社役員大久保源三郎さん(88)が樺太での戦争体験について執筆を続けている。大久保さんは故郷で見聞きしたことをつづった自叙伝を8年前に自費出版しているが、戦争の記憶が年々薄れつつある中、「つらすぎて字にできなかったことも書き残さなくては」と加筆することを決意。今夏から73年前の戦禍の記憶と再び向き合っている。

 大久保さんは樺太中部の泊居(とまりおる)(現トマリ)出身。1945年(昭和20年)に旧ソ連が日本領だった南樺太を占領したのを受け、47年に17歳で北海道に引き揚げた。「少年時代に体験した戦争の史実を後世に伝えたい」と約30年かけて本にまとめ、2010年に自叙伝「みそ萩(はぎ)の里~日本最期の戦場・からふと~」を自費出版した。

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