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JR日高線、存続かバス転換か 沿線7町長、秋にも結論 一本化調整なお険しく

 JR北海道が廃止・バス転換を求めている日高線鵡川―様似間を巡り、沿線7町長は近く町長会議で協議を進める。7月末の会合では《1》全線鉄路《2》鵡川―日高門別間を鉄路で復旧、残りをバス転換《3》全線バス転換―の3案が示されたが、それぞれ課題がある。7町長は11月までに結論を出す意向だが、一本化への道のりは険しい。

 新ひだか町内で7月30日、7町長らが議論したJR日高線沿線地域の公共交通に関する調査・検討協議会後の記者会見。日高町村会長の坂下一幸様似町長は3案について、「真っ平らと思ってください」と述べ、優先順位を付けなかった。

 《1》の全線復旧は、高波被害で不通となり、線路が寸断、放置されて3年半がたっており、実現は厳しい。深刻な経営危機にあるJRの島田修社長は「バスへの転換が最善」と再三主張し、日高線を含む道内5区間の支援を国に求めていない。国は経営改善に向け「成果を上げることが重要だ」(石井啓一国土交通相)とし、赤字を食い止めなければならない状況だからだ。

 ある町長は「一向に復旧に動かないJRの姿勢は納得ができない。こんな理不尽なことはない」と憤るが、国の支援も難しそうだ。

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