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AIでマグロ混獲対策 はこだて未来大の和田教授が開発

 【函館】公立はこだて未来大の和田雅昭教授(水産科学)が、定置網にクロマグロがかかったかを人工知能(AI)に判別させ、スマートフォンなどの携帯端末に知らせる独自システム「まぐろアラート」を開発した。クロマグロ混獲に悩む函館の漁業者の要望を受け、昨夏から開発を進めてきた。的中率はまだ5割ほどだが、来年の実用化を目指し精度を高めていく。

 アラートは、海面のいかだに設置した魚群探知機のセンサーから超音波を発信。魚に当たって跳ね返ってきた超音波の情報を、クラウド上のAIに集積する。AIは魚からの跳ね返りの強弱や水深、動く速さなどからマグロを見極め、専用のアプリが入った携帯端末に、網の中のマグロの量に応じて、警戒度を3段階で通知する。

 クロマグロは、漁獲枠が現在「実質ゼロ」の小型魚(30キロ未満)と数量規制がある大型魚(30キロ以上)で、泳いでいる水深やスピードなどが異なる。和田教授によると、AIに多くのパターンを学習させることで、その違いも区別できるようになるという。

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