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MOMO2号機失敗は配管破損が原因 調査報告書

 【大樹】宇宙観測用の小型ロケット「MOMO(モモ)」2号機の6月30日の打ち上げ失敗について、十勝管内大樹町のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」(IST、稲川貴大社長)は11日、落下の原因についての調査報告書をまとめた。「ガス発生装置」近くの配管の構造に問題があり、想定を上回る高温ガスで破損、エンジンに燃料(推進剤)が供給されなくなったという。

 ガス発生装置は、昨年夏に打ち上げた1号機の破損原因とされるロール(回転)を抑えるために導入された。推進剤の液体酸素、エタノールを燃やし、機体側面から600度の高温ガスを噴射する仕組み。ガスは液体酸素の比率が高いほど高温となるが、2号機ではエタノールの流量が低下して混合比率に異常が起き、想定を400度上回る約千度の高温ガスが発生し、配管を溶かしたとしている。打ち上げ直後、エンジンは正常に作動していたが、この影響でエタノールを供給する弁が閉じ、推力が失われた。

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