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札幌・円山動物園 30種の飼育将来撤退 最適な環境考慮

 札幌市円山動物園は、開園100年目を迎える2050年までの長期的な基本方針「ビジョン2050」の原案をまとめた。動物にとって最適な飼育環境を確保するため、本来の姿での展示が困難なブチハイエナなど約30種を将来的に飼育をやめる「撤退種」に位置付けた。一方、オオワシなど道内に生息する動物を保存、展示する「北海道ゾーン」の新設を計画する。

 円山では15年度、マレーグマをはじめ動物が死ぬ事故が相次いだ。不適切な飼育が原因とみられるものもあった。

 ビジョン2050は「生物多様性の保全」「自然の大切さと動物の魅力を伝える」という二つの基本理念を掲げる。事故の再発防止に向けて飼育方法を改善し、動物園のあり方を根本的に見直す具体策として、撤退種などを盛り込んだ。

 飼育している中型以上の動物は約170種。このうち30種の撤退種は、本来の姿を見せるために必要な飼育面積の確保が難しかったり、個体の入手が困難だったりする動物とした。

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