PR
PR

熱中症の危険 犬猫にも

[PR]

 「命の危険性」「災害」とまで表現された今年の猛暑。熱中症の被害が連日報道されています。北海道でも油断できません。

 さて、熱中症の危険性は人だけでなくペットも同じです。犬や猫は大量に汗をかけないので、呼吸で体温を調節しており、暑さにはとても弱いのです。また、屋外では地面からの放射熱を直接受けるので注意しましょう。

 ところが、ある調査では飼い主の8割がペットの熱中症にあまり配慮していないことが分かりました。環境省ではペットの熱中症のサインとして、体が異常に熱い、息が荒い、舌が異常に赤い、意識がない、意識があっても倒れたまま動かない、の5点をあげて注意を促しています。

 これらのサインを見つけたら、直ちに涼しい場所に移動し、体に水をかけるなど体温を下げる処置をとりましょう。重点的に冷やす部位は、頭部、頸(けい)部、両足の付け根などです。体温が下がっても、脳障害や肺水腫などの恐れもあるので、念のため動物病院で診察を受けましょう。

 また、最近多いのは車内放置による熱中症です。日本自動車連盟(JAF)の調べでは、車内の温度は、エアコン停止後わずか15分で30度を越えます。窓を少し開けておいてもあまり効果はありません。「私を置いていかないで」とポスターを作って注意を呼びかけている自治体もあります。(獣医学博士 石川濶)

どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る