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黒大豆収量3割減 7月冠水 生産者、今後の天候注視 旭川地方

 旭川地方を7月初旬に襲った記録的な大雨による冠水被害で、旭川市内では特産の「黒大豆」の10アール当たり収量が前年比3割減に落ち込む見通しであることが分かった。市内江丹別町のソバも同5割減となる見込み。生産者は「これ以上の天候不順は勘弁してほしい」と心配している。

 市内永山町の1・6ヘクタールの畑で黒大豆を育てる農業生産法人「北永」の鷲尾勲代表(57)は「大雨で畑が水に漬かり、しばらく根から養分を吸収できなかった」と話す。平年は70~80センチにまで成長している草丈も、まだ60センチ程度しかない。

 鷲尾さんは7月下旬、葉の表面から養分を吸収できるように液肥を散布した。「大雨の影響を少しでも抑えるためにできることは何でもしたい。10月の収穫まで平年並みの天候が続いてくれれば」と祈る。

 永山町を含むあさひかわ農協管内は全道有数の黒大豆の産地。「黒い恋人」のブランドで九州や関西方面に出荷している。今年は作付けを30ヘクタール拡大し、200ヘクタールで540トンの収量を見込んでいたが、同農協は「総収量も昨年比2割程度減ることになりそう」とみる。

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