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電気止められた生活保護受給者が熱中症死 札幌市、定期面談怠る

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 札幌市西区のマンション居室で7月下旬、熱中症で死亡した60代女性について、女性は生活保護を受給していたことから、札幌市職員が3カ月ごとに女性宅を訪ねて面談する必要があったが、今年1月を最後に訪問していなかったことが1日、札幌市などへの取材で分かった。面談時期は国の基準で定められており、市は「適切に訪問していれば熱中症を防げた可能性があった」としている。

 札幌西署などによると、女性は1人暮らし。7月29日に居室で死亡しているのが見つかった。電気は料金未払いで5月上旬に停止され、発見時には窓が閉め切られ、備え付けのクーラーや室内にあった扇風機1台は作動していなかった。

 国の基準では、生活保護受給者の健康状態などを確認するため、自治体のケースワーカーが定期的に面談することを定めている。頻度は受給者の状況で異なり、死亡した女性宅には3カ月に1度訪問する必要があったが、1月30日以降、行っていなかった。札幌市西区保健福祉部は「担当のケースワーカーが多忙で、訪問すべき緊急性も低いと判断していた。本来は電気料金の未納を解消し、熱中症対策を促すべきだった」としている。

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