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互いに得意戦法 将棋王位戦第3局

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑む第59期王位戦7番勝負(北海道新聞社主催)の第3局が1日午前9時、札幌市厚別区の「ホテルエミシア札幌」で始まった。

 1勝1敗で迎えた、シリーズの流れを左右する重要な一局。第2局で快勝し、勝敗をタイに戻した豊島が連勝して一歩抜け出すのか、第1局を制した菅井が初防衛へ巻き返せるか。立会人の屋敷伸之九段(札幌出身)の合図で、先手番の菅井が初手を5六歩と指した。

 豊島は8四歩(2手目)と居飛車を明示し、菅井は第1局と同じ5筋位取(くらいど)り中飛車戦法を採用した。互いに銀を4段目に繰り出した後に駒組みを進める中で、豊島は3二銀(18手目)から美濃囲いに構える工夫を見せた。対する菅井は、飛車先の歩交換から5五銀(31手目)と銀をぶつけ、積極的に動く。豊島は銀交換後、6四銀(34手目)と打ち直し、ゆっくりとした展開を目指したところで、菅井は1八香(37手目)から穴熊に潜った。

 屋敷九段は「菅井王位の中飛車、豊島棋聖の居飛車はどちらも得意戦法。両者の駒組みが続いているが、今後動くとすれば囲いが完成している豊島棋聖ではないか」と話した。

 持ち時間は各8時間。初日は午後6時で指し掛け、手番が封じる。2日目の2日は午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。(原田隆幸)

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