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矢臼別実弾訓練、地元に説明 昨年に続き米司令官も出席

 【別海】陸上自衛隊矢臼別演習場(別海町など3町)で1日から始まる沖縄駐留米海兵隊の実弾射撃訓練に先立ち、北海道防衛局は31日、地元や報道関係者向けの説明会を同演習場で行った。昨年に続き米側も出席、安全を懸念する地元住民らの質問などに答えた。

 演習場がある別海、厚岸、浜中の3町のほか、近隣の標茶、中標津の自治体関係者ら37人が参加。米側は司令官の第12海兵連隊第3大隊長リチャード・ロビンソン中佐が出席した。

 ロビンソン中佐は1~10日の期間中、8日間にわたり訓練を実施すると説明。4日に演習場内の民有地・川瀬牧場で開かれる「矢臼別平和盆おどり」に配慮し、3、4の両日は夜間の実弾射撃訓練を実施しないと強調した。また、射撃の安全確保などを理由に、陸自隊員約100人が支援に当たることを明らかにした。

 住民側は、昨年11月に沖縄で起きた米海兵隊員による飲酒死亡事故を挙げ、飲酒運転に厳しい規律を求めたほか、着弾地の公開や、徹底した情報開示を訴えた。着弾音による近隣地域への被害について、ロビンソン中佐は「周辺住民への被害を最小限にとどめるよう努力する」と述べた。

 この日は、米海兵隊矢臼別移転反対釧根連絡会と同別海町連絡会が、訓練中止や事故防止の徹底などを求める要望書を防衛局の古川浩人局長宛てに提出した。

 地元自治体や報道関係者には3日に訓練が公開される。(古谷育世)

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