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占いダコ「ラビオ君」に沸いた夏 W杯日本戦3試合的中 「出荷」海外で話題に 小平町の知名度アップ期待

 【小平】この夏、小平の占いダコ「ラビオ君」に日本中が沸いた。サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表の全試合の結果を予想する姿が注目を集め、その後の運命は海外のメディアにも報じられた。予想外の反響に、占いを企画した事務局は今後も小平のタコをPRする催しを開く予定。町内ではマチの知名度向上に期待する声が上がっている。

 決勝トーナメント初戦のベルギー戦が迫った今月2日午前の臼谷漁港。ラビオ君は、日本とベルギーの国旗を示す二つのかごが置かれたビニールプールに放たれた。その3分後、ラビオ君は日本のかごのそばにとどまり、「日本勝利」を予想した。「やった!」。食い入るように見つめていた女性が絶叫。「これ、試合じゃないですからね」。司会者が思わず口を挟んだ。

 女性が大喜びしたのも無理はない。ラビオ君は予選リーグ全3試合の結果を当て、その「超能力」は折り紙付きだった。前回ブラジル大会で完敗したコロンビア戦の勝利や、2連敗して予選リーグ敗退が決まっていたポーランド戦での敗北など、数々の「難問」も的中させた。多くのメディアで取り上げられ、ラビオ君は全国のサポーターから一目置かれる存在となった。

 しかし、この日の占いに挑んだラビオ君は2代目。初代は予選リーグの結果を占った後、すぐに出荷されていた。テレビでは、ゆでられて臼谷漁港の軒先につるされたタコの映像が流され、ツイッター上では干されるタコに似せたピアスの画像の投稿が約3万回リツイート(拡散)された。

 8年前の南アフリカ大会で8試合の結果を全て当てたドイツの水族館の「パウル君」は死ぬまで大切に保管されていたこともあり、事務局には「生かしておいてほしかった」との声も。

 英公共放送BBCは「turned into sashimi(刺し身になった)」「had not predicted his own demise(自らの死は予想しなかった)」などとユーモアを交えて紹介。米FOXニュースも「cash was more important(お金の方が重要視された)」と報じた。

 ラビオ君はそもそも小平町の漁師阿部喜三男さん(51)が水揚げしたもの。事務局は「ペットとして飼育する意図ははじめからございません」とのコメントを急きょ発表。ラビオ君は特定のタコを指すのではなく、「阿部さんが漁をした小平のタコ(全て)がラビオ君」との認識を示した。このツイートは約1万2千回リツイートされた。

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