PR
PR

ハンセン病患者にも強制不妊手術 道内出身男性「結婚の条件」 偏見強く拒否できず

 遺伝性疾患患者らへの強制不妊手術を定めた旧優生保護法(1948~96年)は、遺伝性ではないにもかかわらずハンセン病患者に対しても不妊手術を認めていた。手術は本人や配偶者の同意が要件とされていたが、北斗市出身の元ハンセン病患者の男性(93)は北海道新聞の取材に対し「結婚の条件として不妊手術を受けさせられた。同意書に署名はしていない」と証言。専門家は「患者には拒否する選択肢はなく、事実上の強制だった」と指摘している。

 ハンセン病患者はらい予防法(96年に廃止)によって施設に強制隔離されていた。旧優生保護法のずさんな運用で、遺伝性でない疾患患者にも同意を得ず強制的に不妊手術が行われていた実態が浮かび上がった。

残り:1022文字/全文:1328文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る