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「秘境」絵笛駅、競走馬に囲まれ「絵になる」風景 埼玉の三幣さん、清掃3年目

 【浦河】不通が続くJR日高線の絵笛駅をきれいにしようと、さいたま市の鉄道ファン三幣(さんぺい)勇人さん(34)が毎年同駅を訪れ、ボランティアで清掃している。今年で3年目。競走馬の牧場に囲まれた絵笛駅は鉄道ファンの間で秘境駅として知られているといい、鉄道会社に勤務しながら趣味で全国の駅を巡っている三幣さんは「町おこしにも生かせる地域の財産」と感じているという。(斉藤徹)

 絵笛駅は海から2キロ内陸にある無人駅。小さな駅舎と、周りの放牧地で草をはむ馬が「絵になる」と評判だ。三幣さんは今年は23日に訪れ、約30分間、ホームの駅名板や駅舎内の長椅子のほこりを拭き取った。

 埼玉県内の私鉄で駅員として働く三幣さんは、20年前からローカル線を中心に全国の駅を巡っている。日高線の様似―日高幌別(浦河)間に乗ったのは2014年秋。日高線は15年1月に高波被害で不通になったが、同年秋、絵笛駅を初めて訪れた。「馬に囲まれ、のんびりとした風景に癒やされた」。駅が忘れ去られないようにと思い付いたのが、清掃だった。

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