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大学生が考える新事業案着々 札商「プロジェクト180」

 札幌の大学生が企業や事業所で半年間、インターンシップ(就業体験)に参加し、新事業を考える「プロジェクト180」が着々と進んでいる。5月に始まり、これまでに実施するプロジェクト案を固めた。今後は実現に向け、案を詰める計画だ。

 札幌商工会議所が「学生と企業が新事業に180日間本気で取り組む」と、昨年度に続いて実施。北海学園大と札幌大の1~3年生25人と、旅客運送の互信ホールディングス、IT事業の北海道総合技術研究所、卸売業の丸水札幌中央水産、介護・福祉の萌福祉サービス、札幌商工会議所が参加。学生は6班に分かれ、週1回のペースで、受け入れ先の企業で商品開発やイベント企画のプロジェクト案を練ってきた。

 6月30日には札幌市中央区の札幌商工会議所で、全6班がプログラム案を発表した。このうち萌福祉サービスでのインターンシップに参加し、地域を支える施設運営を目指す北海学園大2年の半谷成美(はんやなるみ)さん(19)らは新たなプロジェクトとして体力測定会、食事提供、運動会を行う案を発表。「運動の一つとして、懐かしのメロディーに合わせた高齢者向けダンスを理学療法士と一緒に考案したい」と話した。

 終了後の講評で、札幌大の武者(むしゃ)加苗教授(地域経済学)は「企業は利益を上げるだけではなく、社会的な問題を解決している。その貢献に学生が自ら加わっているという意識を持って取り組んでほしい」と呼び掛けた。(杉野英介)

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