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生ごみ管理徹底を 札幌市内のヒグマ目撃昨年の1.9倍

 札幌市内でのヒグマの出没が南区真駒内などの住宅地近くでも報告される中、4月以降に確認された目撃情報は16日までに84件と、前年度同期の1・9倍に上っている。目撃情報は2016年度まで減少傾向だったが、17年度から一転して増加、本年度は過去10年で最高だった11年度に迫る勢いとなっている。市はヒグマが住宅地に近寄らないようごみの出し方などに注意を呼びかけている。

 市によると、ふんや足跡などを含む4月以降の目撃情報は、4月が5件、5月21件、6月35件、7月は16日までで23件。合計84件のうち、南区が75件を占めている。住宅地でも目撃され、14日には南区の道立真駒内公園近くでふんが見つかり、6月16日には南区簾舞の住宅の庭で生ごみ用のコンポスト容器を荒らすヒグマが目撃された。

 ヒグマの目撃情報は11年度の257件をピークに減少していたが、17年度は106件と前年度の約3倍に増加した。市によると、ヒグマの生息数が増えていることや、住宅地周辺で同じ個体の足跡やふんの情報が相次ぐことが、増加の原因として考えられるという。

 市などが特に心配するのは、クマが生ごみや家庭菜園の果物などの味を覚え、今後も頻繁に市街地周辺に出没するようになること。

 市は対策として、家庭菜園用の電気柵や、登山の際に携帯するクマよけの鈴を無償で貸し出している。電気柵は昨年度80セット用意したが、利用は20件28セットにとどまった。本年度も80セット用意したが、16日までに24件41セットで余裕がある。

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