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青森明の星高校カーリング部に男子チーム誕生

 今年2月の平昌五輪でカーリングの日本チームが活躍してから約5カ月。青森県内唯一のカーリング部がある青森明の星高校では本年度、五輪効果により新入生の入部希望者が殺到、部員は20人を数え、初めて男子チームを結成することができた。メンバー増に部員らは「部を盛り上げるチャンス。全国大会に出場して好成績を残したい」と練習に励んでいる。


 明の星高校カーリング部は、市のカーリング場整備に合わせ2000年度に創部。過去、全国高校カーリング選手権で準優勝や3位などの成績を残しており、元チーム青森の齋藤菜月選手や世界ジュニア選手権に出場した川村菜穂子選手など、実力のある選手を数多く輩出している。


 しかし近年は、大会での成績が低迷。昨年度は同校が共学になって初めて男子部員1人が入部したが、人数が足りないために他校から選手を借りて大会に出場する状況が続いていた。


 ところが平昌五輪後の今年4月、新入生向けのカーリング体験会に40人近くが押し寄せた。最終的に新入生は男子4人、女子7人が入部し、部員は計20人に。顧問の星野静香教諭は「過去最多の部員数ではないか」と驚きを隠さない。


 日本女子初の銅メダル獲得に感動し、入部を決めたという1年の若松豪汰さんは「チーム一丸でピンチを乗り越える姿に憧れた」、川田真理華さんは「複雑な作戦をその場で考えながらプレーするのが面白そうだった」と話した。


 部員が増え、上級生たちも刺激を受けた。昨年まで唯一の男子部員だった2年の澤谷優月さんは「一緒に練習できる仲間ができてうれしい。まずは公式戦で1勝したい」と意気込む。2年で女子部長の今沙也香さんは「部員が多いと練習の幅が広がる。後輩たちを鍛えて、全国大会で勝てるように頑張りたい」と語った。


 同部の当面の目標は、県内12チームが参加する夏季ジュニアリーグでの優勝だ。4年前から同部を指導する蒔苗新一コーチは「互いに高め合う仲間が増えたことはとても喜ばしい。少しでも上を目指して頑張ってほしい」と躍進に期待を込める。

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