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浦島伝説研究40年の集大成 苫駒大の林晃平教授が著書出版「日本文化考察の一助に」

 苫小牧駒沢大国際文化学部の林晃平教授(63)がおとぎ話「浦島太郎」でおなじみの浦島伝説を扱った著書「浦島伝説の展開」を出版した。40年にわたって国内外で調査研究を重ねた成果の集大成で、「浦島伝説から日本人の思想を紐解(ひもと)き、日本文化の考察の一助になれば」と話している。

 林教授は日本文学・民俗学が専門で、国学院大大学院文学研究科在学中から浦島伝説について研究を続けている。今回の著書を発行した出版社「おうふう」(東京)によると、浦島伝説を長年研究している学者は全国でも珍しいという。

 本作は2001年に発表した著書「浦島伝説の研究」を発展させた内容で、今年5月に出版した。亀にまたがって竜宮城を訪れる浦島太郎のあらすじが時代とともに変化していることを古代にまでさかのぼって論考。奈良時代の「万葉集」では、浦島太郎は亀に乗らずに別の世界に向かったことを紹介している。

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