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士別で実験の圃場水管理システム 来年1月にも本格販売 スマホで水位調節/水田管理楽に

 【士別】市内上士別町の大区画水田で昨年度から実証実験が行われている、水田の水位調節を遠隔操作で行える「圃(ほ)場水管理システム」が、関係者から注目されている。来年1月にも本格販売予定で、今年4月からの先行販売分は受け付けが終了する人気ぶり。実験に協力した上士別のコメ農家でつくる「上士別IT農業研究会」(水留良一会長)もシステムを評価している。

 システムは、内閣府が2014年度から5カ年で行っているプログラムで国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構・茨城県つくば市)が開発。水留会長が農研機構の研究者と知り合ったことから、昨年度に水留会長の水田で実験した。

 農家はスマートフォンやパソコンを使ってインターネット上の専用サイトから、水田の水位、給排水を行う時間などを指示。水田近くに設置する専用の基地局を通じ、水田の給排水口に設置したソーラーパネル付きの電動制御機械を作動させる。機械が測った水位と水温は、基地局を通じて専用サイトに表示される。

 システムは、農機メーカー大手クボタの子会社クボタケミックス(大阪市)から「WATARAS(ワタラス)(water for agriculture,remote actuated system)」として商品化(価格は非公表)。4月から基地局50台、制御機械300台を先行販売すると、7月11日現在で完売の見通しが立った。

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