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大雨農業被害11ヘクタール 水稲などで生育不良 富良野地方

 7月初旬に降った連日の雨による富良野地方5市町村の農業被害は、36件11ヘクタールになることが6日時点のふらの農協の調べでわかった。収量への影響は不明。6月の低温や日照不足の影響で水稲などですでに生育不良が出ている作物もある。雨が続いていることから幅広い作物で今後の被害を懸念する声が出ている。

 旭川地方気象台によると、7月1~5日の降水量の合計は富良野市で148・5ミリで、同月1カ月の平年値100ミリを上回った。36件のうち上富良野町が15件と最多で、次いで中富良野町が13件。内訳は農地冠水が24件で、表土や作物の流出が12件。同農協は生育途中の作物が多いことから、被害額は出していない。

 一方、富良野市では6月の降水量も平年値の2倍を超え、日照時間は140時間と平年値を約40時間下回った。ふらの農協によると、メロンや豆などだけでなく、低温に強いタマネギなど作物全般で生育不良の影響が懸念されており、すでに生育不良が出ている作物もあるという。

 上川総合振興局が発表した7月1日時点での管内の農作物生育状況では、水稲(うるち)の茎数(けいすう)は平年の8割。中富良野町で稲作や畑作を営む細川雅宏さん(43)の稲の茎数も例年より1、2割少ないといい、細川さんは「これから好天に恵まれても減収はほぼ確実」とため息をつく。

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