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<くらし ちょっと未来形>2 社員本位 効率化、働きがい両輪で

 電話が鳴る。顧客の注文を聞く。企業では当たり前の光景だ。しかし、顧客からの電話への対応を取りやめた会社がある。理由は「社員のため」という。

 江別市の自動車部品販売会社北翔(ほくしょう)。「カタカタ…」。静かな事務所にキーボードをたたく音が響く。販売担当の社員5人がパソコンの画面を見て、全国からネットで寄せられる欧米車の部品注文に応じていた。

 「以前はジャンジャンと注文電話が鳴っていました」と清水誓幸(ちかゆき)社長(58)。電話が鳴ると社員は作業を中断して応対する。仕事の進み方が遅くなり、長時間労働の要因の一つでもあった。かかってきた電話の中には「次も買うから安くしろ」と高圧的に要求をする顧客もいて、その対応におびえる社員さえいた。

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