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全身に痛み…それでも達成感 岩内神社例大祭「御輿渡御」 担ぎ手に記者挑戦 伝統つなぐ男たちの熱量実感

 【岩内】8、9日の両日に行われた岩内神社例大祭の「御輿(みこし)渡御」。昨年、観客としてその勇ましい姿を眺めていた記者が今年、担ぎ手として参加した。200年以上の伝統をつなぐ、みこしにかける男たちの熱量を全身で感じた一日だった。

 参加したのは町内の約12キロを練り歩き、祭りの最後を飾る9日。午前9時、2基のみこしのうち、「1号機」の担ぎ手として出発。

 すでに想定外のことが起きていた。後ろの方で担ぐ振りができないものかと考えた罰が当たったのか、肩合わせの結果配置されたのは最前列だった。記者は身長183センチ。自分の背の高さを恨めしく思った。

 出発から1時間後。もう肩が痛い。約800キロあるみこし1基に担ぎ手は40人ほど。真横の人の額からは汗が噴き出していた。

 正午すぎ、海の安全祈願などを行う海上渡御の後、披露したのはみこしを上下に放り上げながら回転する「波」。波が始まった瞬間、記者はバランスを崩して転倒し、すぐに引きずり出された。「みこしが足に落ちて大腿(だいたい)骨を折ったり、顔面に落ちてきて歯を折ったりした人もたくさんいる」という言葉に心が折れかけた。

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