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畑に巨大絵、農機で描く GPS駆使し作画 本別など15カ所に「大人の遊び心」

 十勝の広大な畑に浮かぶナスカの地上絵やご当地キャラクター。農業機械メーカー社員で音更町在住の前田篤志さん(32)は、最新鋭の農業機械を使い、畑に巨大な絵や文字を描く取り組みを続けている。4年前に「大人の遊び心」で始め、これまで管内15カ所で実施。12日から帯広市で開かれる「国際農業機械展in帯広」で作品を紹介する予定で、「最新技術を身近に感じてもらいたい」と話している。

 前田さんは、三菱マヒンドラ農機(島根)の社員で、管内を拠点に商品企画を担当。仕事の傍ら、農協やホクレン職員の協力を得て、畑の土をおこしたり、緑肥を刈り取ったりなどして巨大絵を制作している。

 「畑の地図に絵を描いて、その通りにGPS(衛星利用測位システム)トラクターを走らせたらどうなるかな」。2014年、農協職員らとの雑談が始まりだった。各地の農家の休耕中の畑を借りては次々にアートを施した。

 取り組みは口コミで広まり制作依頼を受けることも増えた。上士幌町のゆるキャラ「ほろんちゃん」や、16年の台風被災後には「がんばろう十勝」と地域に向けた応援メッセージを畑に描いた。

 国際農業機械展では、巨大絵をドローンで撮影した写真を同社のブースで紹介する予定。前田さんは「ICT(情報通信技術)農業の浸透と、十勝のPRに少しでもつながればうれしい」と準備を進めている。

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