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日高線の将来「いつまで先送り」 不通3年半、協議停滞

 高波被害でJR日高線鵡川―様似間が不通となり、7日で3年半がたった。JR北海道から廃止、バス転換を求められている沿線7町は態度を保留したままで、存続の急先鋒(せんぽう)だった酒井芳秀・前新ひだか町長ら2町長が今春代わったものの、協議は進んでいない。町民からは「いつまで先送りするのか」と不満も漏れる。

 「駅名板を外してもいいですか」。6月末、代行バス運行の相談で日高町役場を訪れたJR幹部の発言に、町幹部は驚いた。マニアによる盗難防止策とのことだったが、大鷹千秋町長は「廃線だと誤解されかねない」と顔をしかめた。

 沿線7町が災害復旧を求めていた2017年2月、JRは7町に廃線を打診し、協議は決裂。再協議は「廃線容認と捉えられかねない」(複数の関係者)として実現していない。7町長は6月の町長会議で顔を合わせたが、ある町長は「従前の議論の進め方などの確認のみで、深い話はできなかった」と話す。

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