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【札幌市】フランス料理 Quenelle(クネル)

東京の名店仕込みの味 気軽に

 中央区の狸小路8丁目にあるフランス料理店。小さな看板を掲げただけの質素な外観だが、本格的なフレンチが味わえる人気店だ。

 オーナーシェフの屋木宏司さん(47)は、東京の名店「コートドール」で15年ほど腕を振るった料理人。2008年に故郷の北海道に戻り、店を開いた。「ハレの日に行く華やかなレストランより、気軽に通える店をやりたかった」と話す通り、手ごろな価格のメニューが並ぶが、味は高級店にも引けを取らないクオリティーだ。

 店名にもなっている「クネル」はタラのすり身に卵、バターを加えて団子状にしたリヨンの郷土料理。オマールエビと甘エビの頭からだしを取ったソースをかけ、オーブンでじっくり焼き上げる。はんぺんのようなふわっとした生地に風味豊かなソースがよく合う。

 「リヨン風サラダ」は砂肝のコンフィ、ベーコン、ポーチドエッグ、クルトンが載った具だくさんのサラダ。大きな砂肝は驚くほど軟らかく、お酒にも合う一品だ。ワインはフランス産を中心に約60種類をそろえる。

 「道産牛尾っぽ肉の赤ワイン煮込み にんじんのピュレ添え」は牛テールを3時間以上煮込み、赤ワインを惜しみなく使ったソースをかけた人気メニュー。大人の握り拳ほどもあるテール肉にナイフを入れると、ほろりと骨から外れた。程よい酸味のソースと甘いピュレが肉のうま味を引き立てる。サービスの自家製パンできれいにぬぐって、最後まで味わいたい。

 デザートは「クレームブリュレ」を。表面の香ばしさと、ひんやり滑らかな舌触りが心地いい。生地にクルミを練り込むことでコクと甘みが増し、まるでメープルシロップのような風味が広がる。

 「品数は多くありませんが、一品一品心を込めて丁寧に作っています」と屋木さん。家庭的な雰囲気の中で、ワインを傾けながらゆっくり食事を楽しみたい。

住所 札幌市中央区南2西8
電話番号 011・876・8778
営業時間 午後5時45分~11時(9時30分ラストオーダー)
休日 月曜定休と不定休あり
主なメニューと料金 「クネル」972円、「道産牛尾っぽ肉の赤ワイン煮込み にんじんのピュレ添え」2700円、「リヨン風サラダ」1296円、「クレームブリュレ」702円。できれば予約を(未就学児の入店は応相談)
総席数 16席(全席禁煙)
駐車場 なし

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