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<夢へ!働く@北海道>農協職員 赤坂憲一(あかさか・けんいち)さん(28)<下> 飛び込み つかんだ世界

 就活でエントリーしたのは新卒時は札幌市役所だけ。再就職の時は、大学院で学んだ公共政策を地元の帯広で生かしたいと思って公務員、マスコミ、農協の三つを受けました。数が少ないのは、働きたいと思うところにエネルギーを集中したかったからです。

 大学3年の時は法科大学院に進むことも考えましたが、当時は新卒の今を逃したら、就職できないのではないかという焦りがありました。振り返るとそんなことはなかったですね。

 再就職の面接では、僕が札幌市役所を退職していることを知った面接官が、また辞めてしまうことを心配して「大丈夫?」と聞いてくることもありました。でも、地元で働きたい気持ちをしっかり伝えると、転職や研究について「良い経験してきたね」と言ってもらえた。やり直しがきかないことはないんだと、ほっとしました。

 地元はやっぱり居心地がいい。高校時代の同級生と話すだけでもリラックスできる。通勤は好きな音楽をかけながら車で15分です。混雑する地下鉄の通勤はもう耐えられないでしょう。

 知らないうちに、都市の札幌での生活に疲れを感じていたのかもしれません。地方に住んでいても不便は感じません。空港があり、東京まで自宅から4時間程度とそう遠くない。

 札幌、研究、地元―。「好きだ」と感じたものに素直に突き進んできました。興味ある世界にストレートに飛び込んだことで、今の僕があります。

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