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著作権への認識甘く 札幌市「ベルばら」風広報 抗議受けても「似ていない」

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 漫画「ベルサイユのばら(ベルばら)」に似たイラストを使った特集が、漫画作者の事務所から抗議を受けた札幌市の広報誌「広報さっぽろ」6月号。市はキャラクターや画風がベルばらに「似ていないから大丈夫」と判断し掲載していた。著作権侵害があったかどうかは「分からない」と明確な判断を避け、あくまでも「お騒がせしたことについて」の謝罪にとどめている。市の著作権への認識の甘さが問われそうだ。

 特集は「公共マナーって何かしら?」と題した計7ページ。指導役の「オシカル」が「マナー・シラントワネット」の行動をたしなめる形で、ゴミ捨てのルールなどを紹介している。名や服装がベルばらの登場人物「オスカル」「マリー・アントワネット」に似ており、ベルばらを連想させる。

 特集のキャラクターやレイアウトは、市広報課が委託した業者が考え、最終的に市が利用を判断した。同課は「業者には著作権法に抵触しないよう求めた。(ベルばらには)似ていないから大丈夫と説明された」とする。現在もパロディーとは認めておらず、「キャラクター単体は似ていない。バラの絵や名前など全体でベルばらを想起させてしまった」と説明する。

 作者の事務所「池田理代子プロダクション」(千葉県)は市の謝罪を受け法的措置は見送ったが、スタッフは「オスカルがオシカルになっていて、風貌もそっくり。どうして誰も止めなかったのか」と首をひねる。

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