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<夢へ!働く@北海道>農協職員 赤坂憲一(あかさか・けんいち)さん(28)<上> 海外に挑む農業に共感

 帯広市川西農協で働いて2年目になります。農協の仕事は地域の中で完結していると思っていましたが、採用面接の時、川西農協が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙食認証や、ナガイモの輸出拡大に取り組んでいると聞き、イメージががらっと変わりました。

 日本すら飛び越えるスケールです。「新たな挑戦を続ける」という役員の熱い言葉に共感し、ここに入りたいと思いました。

 今の主な仕事は、農家さんが国に行う交付金申請のお手伝いです。道や帯広市の職員と一緒に、作物がどのくらい育っているか背丈を計る調査もしています。組織を超えて仕事ができるのは楽しいですね。十勝には地域で力を合わせて取り組める強い産業がある。すごいなと実感しています。

 帯広のサラリーマン家庭で育ち、北大の法学部を出ました。農業は素人。農家さんに、種まきなどの作業を見せてもらって勉強しています。農業はのんびりした仕事だと思っていたけど全然違う。天気を見て「今だ」って機械を動かすんです。雨の日に作業をしない理由を聞くと「畑に入ってみろ」って言われ、入ったらズボッとはまり「これで何トンもある機械を動かせると思うか」って。もっとこの目で現場を見ないと。

 農家の奥さんたちでつくる女性部の手伝いも大事な仕事です。ご主人とのなれそめを聞いたりするのも楽しい。昔は人見知りでした。話すのが好きになったのは前職での経験からです。
(今回の構成は長谷川史子が担当し3回連載します)

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