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北海道で働こう応援会議

<北海道で働こう応援会議第2回総会から>特別講演 北海道労働局長 福士亘さん「北海道愛の醸成、自社の魅力のPR、働きやすい環境づくり 」が若い人を呼び込む(6月14日)

 まず、新規高卒者の求職者数についてです。ハローワークの統計によるものですが、平成30年3月卒で7634人。この10年で1000人程度減少しています。求人倍率は、平成30年3月の卒業で2.36倍と過去最高を記録しました。高校生の場合は道内の就職率が非常に高い。ほとんどが道内での就職を希望し、道内で就職しています。大学生の場合6割が道内ですが、ここ数年は道外に就職する割合が伸びています。短大の場合は90%が道内就職ですが、ここ数年道外へ就職する割合が伸びている。一方、高等専門学校は6割が道外へ出ている。学んだ技術を生かせる企業が道内に少ないという背景があると思われます。専修学校は85%が道内就職です。全体で見ると、7割が道内就職ではあるが、ここ数年、道外で就職する割合が増えています。

 地方出身者が地元を離れるとき、何がきっかけか。転出の約半数は、大学、大学院進学がきっかけで、就職が約15%でこれに次いでいます。進学したい大学が道内にあることがポイントとなっています。道外の人にとっても進学したい大学が道内にあるかどうか。地元の魅力作りがポイントとなってきます。

 一方、Uターンのきっかけは就職が約3割で、最も多い。戻りたいと考えている人が14.5%、やや戻りたい人が30.6%となっており、出身地へ戻りたいという人が相当数いることが分かります。道内に就職したい企業があることが大事です。

 どういう人が地元企業に就職したいと思っているかというと、地元への愛着があるかどうか。高校生時代まで地元企業をどの程度知っているかによって、Uターン希望に差があります。高校時代まで地元企業をよく知っていた人ほど、戻りたい気持ちがあるということが数字に表れています。地元を離れる前に地元企業を知るチャンスがあると地元に戻りやすい、Uターンしやすい。地元に帰ってからの働き方がイメージしやすい。難しい取り組みになるかもしれないのですが、地元愛の醸成が重要な取り組みです。山形県、長野県のある地域のヒアリングでは、親が地元企業を知らないため、地元企業が就職活動の選択肢になりにくいという傾向が見られました。地域間の賃金格差も地元に戻りにくい環境を作っていますが、これは北海道も同じような課題を抱えています。

 その賃金格差(平成29年3月卒業者)についてですが、初任給ですと、全国が20万3千円、北海道が18万8千円で差は1万5千円。東京は21万5千円ですから2万7千円の差があります。事業所の規模が小さいほど差が大きい傾向にあります。4人以下の事業所だと東京都の差は3万6千円になります。労働時間についてですが、若年離職者からは「賃金水準を引き上げる」以上に「休日を取りやすいようにする」ことが職場定着のポイントとされていますが、北海道の企業の場合、週休二日制が進んでいないと推察されます。自分のペースでストレスなく働ける環境の提供が望まれています。北海道の場合、平成29年における一般労働者の年間総実労働時間は2045時間。全国は2026時間となっていて、北海道は19時間長くなっています。

 地元企業の認知度の問題ですが、学生や親に道内企業をPRし、就職の際の選択肢として、知ってもらうこと。地元を知らないことで選択肢として選ばれず、選択の幅が狭くなる。有名企業志向も相まってUターン就職希望の選択肢を狭めている。北海道に大企業は少ないけれど、雇用の質が確保されているかどうかです。自然は豊かだし食べるものもおいしい。北海道の生活環境の優位性は多いのです。北海道だからこその魅力はじゅうぶんにあります。松山千春さんや日本ハムファイターズのように、北海道愛や地元愛をどう醸成するか、企業が自社の魅力をどうPRするか、働きやすい環境があるかどうか。若い人を呼び込むポイントとなるでしょう。

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