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美瑛「哲学の木」ベンチに再生 2年前伐採 札幌に設置へ

 【美瑛、旭川】観光客が農地に立ち入るトラブルなどから、2016年2月に所有者によって伐採された上川管内美瑛町の「哲学の木」を使い、旭川市の家具メーカー「ガージーカームワークス」がベンチを製作した。市内の建築会社の男性社長(50)が「伐採された不運な経緯を忘れないでほしい」と木材を買い取り、製作を依頼した。哲学の木は札幌市内で「第二の人生」を歩む。

 哲学の木は美瑛町の農地に立っていたポプラの木で、その姿が思索にふける人に見えることから命名され、観光客らに人気の撮影スポットだった。ただ、樹齢を重ねて倒木の危険性が高まったことに加え、無断で立ち入って農地を荒らす観光客が後を絶たず、所有者によって切り倒された。

 ポプラの木は軟らかく、建材や家具材として向かないため、チップ材に利用される予定だった。男性社長は道内外に所有する山林を山菜採りの人に荒らされたことがあり、こうした問題について多くの人に考えてもらおうと、木工品として残すことを思いついた。

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