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函館の結婚式場や写真館 道外、海外客の誘致に力 記念撮影だけ/外国から家族ら招く披露宴

 函館の結婚式場や写真館が、道外やアジア圏など外国人をターゲットにした誘客に力を入れている。道外客には、挙式をしない記念撮影のみの事業などが人気。外国人は家族や友人を招いた挙式・披露宴を催すため有望な収益源となる。背景には晩婚化や若者の減少で結婚式の受注減があり、各業者は写真映えする街並みを前面にPRしている。
■縮む市場に対応 写真映えする街並み 強みに 

 函館市船見町の結婚式場「函館聖マリア教会」は3月から、写真共有アプリ「インスタグラム」で1860年代のステンドグラスを飾った聖堂の様子を発信し、PRする。我満靖晃支配人(42)は「首都圏や関西からも問い合わせが増えている」と手応えを感じている。

 「坂の上から船が並ぶ海を望む観光地らしい景色をバックに記念の写真を撮れて大満足です」。8日、同教会で結婚写真を撮った青森県むつ市の団体職員中村敦さん(34)と保育士石田麻衣さん(32)は幸せそうな笑顔を見せた。2人は、挙式は友人や親族を呼びやすいむつ市内で行い、撮影場所として函館を選んだ。「県内には理想的な撮影場所はなく、きれいな場所で撮影したかった」

 函館市内で二つの結婚式場を運営する「グローヴエンターテイメント函館支店」は、結婚写真撮影と、航空券、ホテル代を含んだツアーを受注している。昨年は前年比倍増の計21件を受注した。青森のほか、格安航空会社(LCC)が就航する名古屋や大阪からの利用者が多い。

 札幌にある同支店の本社は、上海や台湾、香港のカップル向けに、代理店を通じた誘客や、現地でのPRイベントへの出展など、営業を展開。2月末までの1年間で海外客からの注文を函館で15件受け入れた。広報担当者は「新たな収益源として海外客誘致に力を入れたい」とする。

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