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5月末のオホーツク管内 毛ガニ漁獲半減186トン

 3月下旬に始まり、折り返しを迎えたオホーツク管内の毛ガニかご漁が、記録的な不漁だ。道によると、5月末時点の漁獲量は186トンで、前年同期比49・5%減とほぼ半減。専門家は「はっきりした理由は不明」とする。品薄感から単価が前年同期より1割近く上昇、スーパーなどは「これ以上売値に転嫁できず、利益が出ない」と頭を抱えている。(中橋邦仁)

 管内の毛ガニかご漁は流氷が去った3月の海明けから8月下旬まで8漁協が行い、現在、7漁協で漁獲量が前年同時期を下回る。

 中でも昨年、管内の約7割を占めた北紋地域3漁協の落ち込みが激しい。雄武は前年同期比65・7%減の40・9トン、紋別は同53・8%減の33・7トン、沙留は同67・4%減の22・0トン。雄武漁協の森下和紀指導課長代理は「こんなに取れないのは初めて、と漁業者たちも口をそろえる」と話す。

 水揚げがなく、操業すると燃料費や人件費で赤字になる恐れがあり、出漁を控える動きも出ている。沙留漁協では操業日数が前年同期より約2割減。富田和幸専務は「宗谷管内の漁が好調だったので、期待していたのだが」と肩を落とす。

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