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宮蘭フェリー復活、準備も上げ潮 ビル改修や清掃特訓

 【室蘭】室蘭市と岩手県宮古市を結ぶ定期フェリー(宮蘭航路、1日1往復)が、22日の就航まで2週間を切った。室蘭港のフェリー航路復活は10年ぶり。老朽化していたターミナルビルは改修され、限られた接岸時間で船内を清掃する市内の企業は作業を特訓中だ。

 フェリーターミナルはかつての市中心部に近い蘭西地区にある。最盛期の1990年代には本州とを結ぶ定期便5航路が就航していたが、札幌に近い苫小牧港へ荷物も人も流れ、2008年11月の東日本フェリー青森便撤退を最後に定期便が途絶えていた。雨漏りがするほど老朽化していたビルと周辺施設は、所有する室蘭市が約8億5千万円かけて改修、更新した。

 宮蘭航路を運航する川崎近海汽船(東京)室蘭支店の初代支店長、中嶋康成さん(49)は「気の抜けない毎日だが、就航に立ち会える経験はめったにない」と笑顔で準備を進める。

 フェリーとビルを結ぶ人道橋や、車両が乗り込む可動橋も就航を待つばかり。操作を請け負う室蘭海陸通運は20日に予定されている試験航行でフェリーが停泊した際に、操作訓練をして万全を期す。

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