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阿寒湖マリモ、水草から守れ 釧路市など保全委、8月から除去事業

 【阿寒湖温泉】国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が群生する阿寒湖(釧路市阿寒町)北部のチュウルイ湾で、8月から水草の除去事業が始まる。湾内で急増する水草が、マリモを丸く育てる特有の水流を妨げ、除去すると流れが回復することが確認されたためで、マリモの生育環境を保全する取り組みが本格的に動きだす。

 直径15センチ以上の大型球状マリモが生息するのは、世界で阿寒湖だけ。群生地はいずれも阿寒湖北部のチュウルイ湾とキネタンペ湾の2カ所ある。

 水草除去は、釧路市教委マリモ研究室や阿寒湖に関わる地元団体で構成する「阿寒湖のマリモ保全推進委員会」(釧路市)が、文化庁の天然記念物再生事業として2020年度まで実施する。ボランティアを募り、船上から器具で水草を引き抜くか刈り取るなどの方法で、除去した水草は堆肥や飼料に活用する。効果を検証して20年度以降の継続も検討する。

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