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扁額署名は松浦武四郎真筆 岩内町郷土館所蔵筆跡から鑑定

 【岩内】後志管内岩内町郷土館が所蔵している扁額(へんがく)に残る幕末の探検家、松浦武四郎(1818~88年)の真筆とされる署名が、松浦武四郎記念館(三重県松阪市)の鑑定で、筆跡などから武四郎の真筆と評価された。扁額は1日から30日まで記念館で展示。岩内町郷土館では7月7日から9月24日まで公開する。(岩内江平)
■道内は7月7日から公開

 扁額は松の板で縦24センチ、横39センチ。表に「熊野」、裏に「松浦竹四郎 源弘」と署名がある。竹四郎は幼名で、源弘は異名。武四郎の著書「西蝦夷(えぞ)日誌」の記述などから、江戸時代末期に岩内に建てられ、今はない熊野神社の額とみられる。表の「熊野」は当時の箱館奉行が揮毫(きごう)したもので、「裏の署名は武四郎」との一致した見解が道内の歴史愛好者の中では出ていた。

 北海道命名150年にちなみ、岩内町郷土館が改めて松浦武四郎記念館に鑑定を依頼し、「真筆」と認められた。記念館の山本命(めい)主任学芸員(42)は「筆跡などから間違いない。歴史資料的にも文化財的にも非常に価値が高い」とみる。

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