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カラスくんとツタの葉っぱちゃん それぞれの個性 大切に

 5月の連休のある日、当院駐車場のブロック塀にカラスが1羽また1羽と舞い降りてきて、塀をはいめぐるツタをくちばしで突っつきはじめた。今年は春が遅かったせいか、ツタはようやく赤みをおびた茶褐色のつぼみを芽生えさせたばかり。その幼いツタに、なにをしでかすつもりだろうと、カラスたちの怪しげな挙動が気がかりになった。

 2羽のカラスは、せわしげにツタをついばみ食いちぎり、ときどき黒い翼をひろげて舞い上がり、近くの電線に止まってはまた塀に戻ってツタをついばむ。よくよく眺めると、ついばんでいるのは細い小枝で、太めの枝やつぼみには目もくれていないようだった。

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