北海道で働こう応援会議

3 よさこい学生の「ガクチカ」は評価されないって、ホント? 石渡嶺司

 北海道と言えばよさこいソーラン。本家は高知県でしたが、今やその本家をしのぐほどの人気です。道内の大学でもよさこいサークルは多数あります。その結果、就活ではエントリーシートのガクチカ(「学生時代に力を入れたこと」の略)で、よさこいをテーマとする学生が増えます。よさこいサークルにいた学生からすれば大会で味わった感動をエントリーシートで再現できれば強力、と考えるのでしょう。しかし、残念ながら、企業は道内外を問わず、よさこい学生が得てして書きがちな「ガクチカ」をあまり評価していないようです。

 理由は、よさこいサークルで大会に出た、優勝(もしくは入賞)した、という実績、あるいは感情(目標を達成したことによる感動)をメーンとして書いてしまうからです。

 たとえば、こちら。テーマは「学生時代に力を入れたこと」、文字数制限は400字以内。

 学生・例)「私が学生時代に力をいれたことは、よさこいサークルでの活動です。その中で大会人気投票1位獲得を目標とした活動を行いました。有志で作られたプロジェクトメンバー10人で作業を分担しました。私はポスターを張っていただけるよう市内の高校を訪問しました。高校の授業が終わる時間帯に合わせてアポイントを取り、訪問終了後すぐに大学に戻って練習に参加しました。50人の部員にも周囲に宣伝するよう働きかけ、なるべく多くの人たちに私たちの演舞を見てもらえるように行動した結果、人気投票1位を獲得しました。人気投票1位となったことで私は感動しました。この経験から目標に向かって頑張ることは大事であることを改めて実感しました。今後も情熱をもって仕事に取り組んでいきたいです」

 文末がひたすら「~でした」「~ました」の繰り返しで読みにくい。
それ以上に、当たり前の話で構成されている。高校にポスターを貼るのに事前にアポイントメントを取るのは当然です。経過も陳腐だし、人気投票1位となって感動した、とか、情熱をもって、と言われても読み手は戸惑います。

学生「どうです、僕のエントリーシート」
石渡「うーん、情熱とか感動とかに走りすぎかな」
学生「えー、石渡さん、よさこいがお嫌いですか?それとも企業がありきたりと思うとか」
石渡「よさこいは嫌いじゃないよ。書き方が問題。情熱とか感動とか、それは大前提でしょう。問題は情熱・感動のその先。『何をどうやるか』というところ。これ、間違えると、『感動を求めて情熱的に全員がまっしぐらに走って崖から落ちる』って、ならない?それで潰れた企業、多いと思うけど」
学生「あー、確かに…。では、どう書けばいいですか?」
学生にあれこれ聞いて、書き換えた例がこちらです。

 石渡・改造例)「よさこいサークルでの活動です。続ける中で、単に演舞をするだけでなく、多くの人に知ってもらうことは3年間通して意識をしていました。2年生のときに参加した大会では広報担当のプロジェクトチームに立候補、参加したのです。この大会では人気投票1位獲得を目標としていました。そこで、プロジェクトメンバー10人で4か月間の広報作業を分担。高校生が多数参加する大会だったので高校での広報活動に力を入れることにしました。私はポスターを張っていただけるよう、該当地域の高校全てを訪問。高校でのビラ配りでは確実に受け取ってもらう工夫をしました。具体的には、単独登校、または、目が合った生徒を中心に配る、などです。高校だけでなく、該当地域の個人塾・予備校も訪問し、許可を得たところでポスターの掲示や一言アピールなどもしました。このようにして、私たちの演舞を見てもらえるよう、広報活動を強化した結果、人気投票1位を獲得しました」

 エントリーシートでは、実績を書きたがる学生がよくいます。しかし、実績やそれに伴う感動・情熱は部外者からすれば分かりにくいものがあります。

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