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締め切りと牛の大脱走

 当たり前だが、文章の仕事にはたいてい締め切りが設定されている。

 もちろん期限をキッチリ守るのがプロの務めだが、生き物相手の兼業作家である私は、想定外のことで予定を狂わされることがある。

 ある文芸誌に載せる短編の締め切り日の午後、私はギリギリまで原稿に手を入れていた。データを送るのは夕方と担当さんには伝えてある。最終チェックの時間も含め、余裕を持って作業を終わらせられそうだった。有能かつ懐の広い担当者・Nさんの信頼を裏切らずに済みそうだ、とほっと息をついたその時。

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