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事業継続へ「たくさん取る」公海サンマ サバ・マイワシ出漁 今年で国補助終了

 【根室】北太平洋公海のサンマと道東沖のサバ・マイワシを追う道東中心の船団が16日に花咲港などから出漁し、ロシア200カイリ内サケ・マス流し網漁の禁止に伴う代替漁業が始まった。国が代替漁業の経費を補助するのは、3年目の今年で最後だ。乗組員は「事業を続けられるか今年に懸かっている。たくさん取る」と意気込み、相次いで船を出した。

 「人件費などの直接経費を上回る収入を目指したい」。出漁前の花咲港で、公海サンマ漁の実施主体・全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)の大石浩平専務理事が今年の漁に期待を込めた。

 2016年に始まった公海サンマ漁とサバ・マイワシ漁の試験操業は今年で国の補助が終わる。採算が見込めなければ、来年以降の事業継続は難しい。公海サンマ漁を行う中型船の船主木根(きのね)繁さん(81)=根室市=は「試験操業の3年目で漁に慣れてきた。採算性が上がらなければ国の補助がない来年以降、事業を続けられない。来年につながる結果を出したい」と気を引き締めた。第88盛勝丸の甲板員大宮憲透(かずゆき)さん(32)=根室市=は「魚の量は毎年減っているが、取らなければ食っていけない」と話した。

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