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【サングリン太陽園=札幌市】農薬と資材の卸 農家支え1世紀

 農薬と農業資材などを主に農協に販売している卸会社。道内農業の課題解決を事業の中心に常に据えて昨年創業100周年を迎えた。近年は農作業の省力化のために産業用無人ヘリコプター事業にも力を入れるなど新たな時代の要請に応えている。

 大正期の創業時は小樽で医薬品や工業用薬品を販売していたが、病害虫被害で農村の疲弊が続いていたことから昭和の初めに農薬販売に転換。その後は殺虫剤から有機肥料などにも取扱商品を広げ、1963年に札幌に本社を移転した後は農業用資材部門を大きく拡充した。

 会社の強みについて、北濱(きたはま)宏一社長(61)は「時代の変化に合わせて必要な事業を生み出す柔軟性とチャレンジ精神」を挙げる。産業用無人ヘリコプターの事業化もその一環で、担い手不足や農地の集約化などの課題を抱える農家を支援するために、89年にヤマハ発動機の代理店として子会社の北日本スカイテック(札幌)を設立。サングリン太陽園も連携して機体の販売や農薬散布作業の請け負い事業を進めている。昨秋から北日本スカイテックが北広島市に無人ヘリやドローンなどの修理・保管用施設と道内向けの新品種開発用地を備えた「テクノロジーファーム西の里」を整備しており、6月に完成する。

 昨年から新たな中期計画がスタート。北濱社長は「情報化と新技術で従来とは次元の異なる飛躍的な事業を目指す」とし、採用面でも文系・理系を問わず「豊かな発想力の持ち主を期待したい」と話している。

<先輩登場> 札幌センター営業チーム 岡崎万千生(まちお)さん(26)=酪農学園大学農食環境学群卒 14年入社

 小型トラックに農業資材を積んで毎日営業に走り回る岡崎さん。時には産業用無人ヘリコプターを巧みに操縦します。

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