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自然と融合 亡き友の芸術 北斗で彫刻家・上田さん遺作展 函館の画家・近堂さん監修

 【北斗】昨年7月に膵臓(すいぞう)がんで77歳で他界した市内三ツ石の彫刻家、上田公夫さんの遺作展が、上田さんのギャラリー「日の丘自然美術館」(三ツ石347)で始まった。学生時代から親交のある函館の画家近堂隆志さん(78)が展示を監修し、98点の作品で亡き友の芸術をしのぶ。

 上田さんは、1941年日高管内浦河町生まれ。道学芸大(現道教大)札幌分校特設美術課程を卒業後、教職の傍ら彫刻家として創作活動を続け、国内外で作品を発表した。1998年、津軽海峡と函館山をのぞむ高台からの景色が気に入り、札幌から上磯町(現北斗市)三ツ石に移住し、2008年に自宅横にギャラリーを開設した。

 遺作展では、初期作品の金属加工の花器や、支笏湖の湖面のきらめきから発想を得たという透明なプラスチックの直方体を組み合わせた作品、木の素材を生かした後期の作品など、各年代に取り組んださまざまな素材の作品が並ぶ。

 屋外には、栗の木の板に穴をくりぬいて糸を張った、琴を思わせる作品「風の音」などがインスタレーション(環境彫刻)として展示され、自然の風景との融合が一つの芸術作品を作り出している。

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